社会人でバンド経験なし。楽器も初心者。でもずっとバンドに憧れていた・・!何から始めたらいいの?
上記のようなお悩みに、120%お応えできる記事となっています。
なぜなら、僕も同じ悩みを持っていたから。僕は紆余曲折を経て、やっと「答え」にたどりつきました。
皆さんには、最初からその答えをお伝えしちゃいます。なるべく早く、素敵なバンドライフを送ってもらいたいですからね♪
記事の前半では僕の体験談、後半ではおすすめの方法をお伝えしていきます。この記事を読むことで、初心者がバンドを始める最適な行動にアクセスできるでしょう!
1. バンドの始め方(体験談)
まずは、僕自身が社会人になってからバンドを始めるうえで体験したこと(≒失敗談)をストーリー仕立てでお伝えしていきます。
1-1. ギターを買ってひたすら個人練習!
バンドを組むことに憧れており、ギターを弾きたかった僕が最初にしたことは、当然「エレキギター」を買うこと。
購入したのは、「Bucchus(バッカス)」というメーカーの「ストラトキャスター」と呼ばれるタイプのエレキギターで、値段は3万円ほどだったと思います。
正直これは、「あたり」でしたね。自称「中級者」である今でも使っていますし、弾きやすいし、音も良いです。
僕はOasisが好きなので、Oasisのバンドスコアを購入し、ひたすら練習しました。ちなみに、バンドスコアには「TAB譜」という譜面が掲載されているのですが、これは譜面が読めない人でも感覚的にギターやベース、ドラムなどを弾けるようになっています。
ご自身の好きな「バンド名 バンドスコア」と検索すると、Amazonなどでも買えると思います。
僕は、3〜4曲ほど、譜面を見なくても曲に合わせて弾けるようになった時点で、「そろそろバンドメンバーを募集しようかな」と思い立ちました。
1-2. バンドメンバー募集サイトにて募集開始
友人などでバンド経験のある人や、バンドをやりたい人がいれば、声をかけてみるのも良いですね。僕にもバンド経験のある友人がいますが、社会人になると皆忙しくなるので、なんとなく声をかけにくかったです。
そこで、「バンドメンバー募集サイト」を利用することにしました。これは、バンドメンバーを募集したい人or加入したい人同士がつながれるネット上の掲示板のようなもので、無料で登録できます。
僕が利用したのは、多分もっとも有名である「OURSOUNDS」と「with9」です。oasisのコピーバンドの募集掲示板を作成し、応募を待ちました。
数日後に3名ほどからダイレクトメッセージが届き、新宿のカフェで直接会って話しました。「次回は合わせましょう」ということになり、リハーサルスタジオで皆で合わせることに!
1-3. 現実を見せつけられた件
募集に応じてくれた人のうち、ドラムの人とベースの人は経験者でした。(2人とも上手い)
僕は募集したくせに、1番の初心者。練習が終わった後、ドラムの人の態度が変わって急にちょっと失礼なことを言うようになりましたし、次回の練習はドタキャンされてしまいました。
ベースの人は何回か集まりましたが、練習中に「下手くそ!」などと罵声を浴びせてくる始末。
この経験で僕が気づいたのは、バンドメンバー募集サイトで出会う人は顔が見えないところからの出会いとなるので、そもそもバンド活動をする以前の「人間性」の部分で自分とは合わない方と出会ってしまう可能性があることです。時間をかなりそこに取られるうえに、最悪心に傷を負ってしまう可能性もあり、僕は初心者がバンドメンバー募集サイトを利用するのはリスクもそれなりにあると感じました。
1-4. 社会人バンドサークルに加入
心に傷を負った僕でしたが(笑)、諦めずに今度は社会人バンドサークルを探し始めました。社会人バンドサークルであれば、多くの人が集まるので自分の気の合う人と出会いやすいと思いましたし、初心者向けのバンドサークルの中でまずは「バンド演奏」それ自体に慣れる必要があると思ったのです。
これは「当たり」でした。僕が加入したのは「おとかぞく」という初心者向けの社会人バンドサークル。そもそも初心者のつもりでスタッフの方が教えてくれるので安心感がありました。
そして、「おとかぞく」では月に2回、初心者向けのライブを「本格的に」ライブハウスにて行っています。
僕の初ライブはサークルに参加し始めてから2ヶ月くらいが経った頃。「オレンジレンジ」のコピーバンドのギターとして参加し、生まれて初めて、ライブでのバンド演奏を経験しました!これは本当に良い経験になりましたね!!
更にその2ヶ月後、今度は僕が好きなバンドである「go go vanillas」のコピーバンドのギターボーカルとしてライブに参戦!自分が中心となってステージの構成なども考え、こちらも大成功を収めました。
社会人バンドサークルである「おとかぞく」は、バンドをやってみたい初心者が集まるだけでなく、レッスンとして楽器を教えてくれたりもするのでとてもおすすめ。ライブも月に2回行っており、音楽をはじめる環境が整っています。
都内でおすすめの初心者向け社会人バンドサークルを過去の記事で紹介しているので、こちらもどうぞ♪
1-5. 社会人バンドサークルでの出会い
さきほど、社会人バンドサークルにて「go go vanillas」のコピーバンドを結成してライブに出た話をしましたよね。その時ドラムをやってくれていた人と仲良くなり、今ではそのバンドサークル外、つまり正規のバンドメンバーとして、一緒に活動しています。
今はドラム担当である彼と、ギターボーカル担当である僕の2人で曲を作ったり練習したりしているのですが、すでに曲などもできているため、ベースさえ加入してくれればバンドとして成立してしまいます。
1-6. 結論
結論、バンド初心者は社会人バンドサークルか、ライブ等を定期的に行っている音楽教室に入るところから始めるのがおすすめです。僕のように、「最初からバンドメンバー募集サイトでメンバーを探す」ということをしてしまうよりも、「まずはバンド演奏そのものに慣れる」ということが大切だからです。
2. バンドの始め方(おすすめ)
それでは、僕が実体験を通して知った、社会人の楽器初心者がバンドを始めるうえで最適の方法をお伝えしていきます。
2-1. 社会人バンドサークルもしくは音楽教室に加入
社会人のバンド初心者がバンド活動を始めたいなら、まずは社会人バンドサークルもしくは音楽教室に加入するのがおすすめです。
更に言うと、社会人バンドサークルを選ぶ際は「レッスン」も行ってくれる音楽教室を兼ねたタイプの社会人バンドサークルがおすすめ。
①まずはレッスンを受けながら、個人練習として楽器を練習。
②上手くなってきたら、バンドで合わせてライブを経験。
という段階を踏みやすいからです。
そして、①〜②をカバーしてくれる社会人バンドサークルが、僕も経験している「おとかぞく」であると考えています。とはいえ、合う合わないはあると思いますので、過去の記事で紹介している初心者向け社会人バンドサークルを参考にしてくださいね♪
また、「音楽教室に入る」というのもおすすめです。その場合におすすめなのは、EYES音楽教室です。この音楽教室ではなんと、入会した方限定で楽器を無料プレゼントしているんだとか!
楽器を買う手間も省きたい方は、最初からここに入ってしまうのが良いと思います。そして、この音楽教室は音楽を通して「セカンドコミュニティ」を作ることを大切にしており、音楽教室内で初心者向けのライブを開催したりなどもしているそうです。
2-2. 社会人バンドサークルと音楽教室、どっちがいいの?
どちらもgoodだと思いますが、違いは「サークル要素」と「レッスン」のどちらを重視しているかにあると思います。
社会人バンドサークル・・サークル要素が「主」であり、レッスンが「副」。
音楽教室・・レッスンが「主」であり、サークル要素が「副」。
人との繋がりをより重要視したい方には社会人バンドサークルが向いており、レッスンで楽器を学ぶことをより重要視したい方には音楽教室が向いている、と言えるかもしれません。
2-3. バンド演奏に慣れてからなら、メンバー募集サイトもOK!
社会人バンドサークルや音楽サークルが主催しているライブに出演してみたりする中で、いわば「修行」を積み、ある程度バンド演奏に慣れてきた時点で、メンバー募集サイトを使って募集or加入するのはOKだと思います。自分自身にある程度のバンド演奏スキルがついているので、スムーズに事が運びやすくなるからです。
2-4. ライブ経験を積むのが上達への1番の近道!
バンドでの演奏を上達させたい皆さんにおすすめなのは、「とにかくたくさんライブに出る」ということです。
楽器の練習をするにしても、
・ライブに向けて練習する
・漠然と練習する
上記の2つでは上達のスピードが全くもって違ってきます。当然、ライブに向けて練習したほうが緊張感が生まれ、練習も捗りますし、
・家で1人で楽器を演奏する
・バンドでライブで演奏する
上記の2つは、プールで泳ぐのか、海で泳ぐのか、ということと同じくらい、別物です。
なので、ライブの日程を決める→ライブに向けて練習→ライブで課題を知る→また次のライブに向けて練習というサイクルを回していくことが、最も効率的と考えます。
ただ、個人でライブを企画するのは、労力という意味でも、金銭的な意味でも、ハードルが高いと言えます。そこで、社会人バンドサークルや音楽教室なら、安価で、労力をかけずにライブに参加できるため、上記のようなサイクルを回しやすくなるわけですね♪
3. バンドは人生に彩りを与える!
僕は、バンドを始めて本当に良かったなと思っています。バンドの本質はコミュニケーション。音楽を通して、色々な人と出会います。「体験談」でも語ったように、僕はバンドを通して苦い思いもしました。しかし、それでもバンドを始めて良かった!それは、その分素敵な出会いも経験しているからです。バンドで演奏していて、メンバーの演奏との間でグルーヴを感じた時、「生きている!!」という素晴らしい実感が湧きます。バンドは間違いなく人生に彩りを与えてくれるものです!